ゲーム後半の宿屋は高い、理由と実際の値段を観る

ロールプレイングゲームにおいて、必ずと言っていいほど登場する街の施設である、宿屋。機能としては、パーティ全員のHPとMPを全回復させるのが一般的で、死者は復活しない。(死者を生き返らせるには、教会にお布施を支払い生き返らせるか、蘇生専用のアイテムを使用することとなる)

中には、主人公の自宅などは無料で泊まることができ、前述の機能が装備されている所もある。

・街によって料金が違う

さて、冒険を進めることで様々な街や村を訪れる勇者一行だが、当然なから街事に料金は異なってくる。

武器や防具については、近隣で獲得出来る鉱物や物資流通による所、また主人公一行の目利きやレベルによる武器防具の扱いが可能かなどで考察されているが、宿屋についてはさすがに、価格がある程度一定でもいいのでは無いだろうか。

ドラクエ 3を例にあげると、旅たちの城、アリアハンは8ゴールドだ(以降全て4人計算とします)お近くのレーベの村も、8ゴールド。同じ大陸なのでここは価格競争も無く揃えられているのだろうか、またアリアハン国からのお達しや条例に基づいて決めているのだろうか。

お次のロマリア国、12ゴールドだ。1人あたり1ゴールド高くなり3ゴールドとなる。まぁこのあたりは、物価の違いでいいのでは無いだろうか。ロマリア国は海に面しており、料理も海鮮などが豊富そうなので期待できそうだ。

どんどん見ていこう。

カザーブの村、ノアニールの街

16ゴールド。これは割と適正ではないだろうか。世界の北部に位置するため、人里離れている事は間違いないのと、まだ価格帯も許容範囲だ。

アッサラーム

28ゴールド。意外と抑えられている。歓楽街の割に庶民的と感じてしまった。他の施設で繁盛しているのだろう。何より劇場やぱふぱふ屋があるのはこの街だけだ(商人の街を忘れていた、失礼)

イシス

40ゴールド。少しずつ高騰してきている、イシスに関しては街の規模が大きい、また城も広大だ。この街は女王一眼観たさに訪れる者もいるくらいだから、多少割高であっても仕方ないのであろう。また砂漠の中のオアシスなので、物資確保にはそれなりの価格帯が妥当なのかもしれない。物語前半の最高値であるのも致し方ない。

ポルトガ

40ゴールド。港町で船を所有している国家。

またその船を褒美に取らせる余裕もある。街並みもキレイなので、お高い国であることが読み取れる。

バハラタ

48ゴールド。黒胡椒を扱う店舗があることから、潤っている国であると推測する。そして強気な価格設定。イシスより下の価格でもいいのではとも思う。

ムオル

48ゴールド。正直、そんなに取れる村では無いと思う。住み心地はよさそうだが観光名所もないただの村である。

ダーマ神殿

8ゴールド。さすが神殿、また冒険者が集う場所として開かれている為か、非常に安価だら。神様に仕える方々は非営利組織であると事を表しているかのようだ。

商人のまち

初期8ゴールド、最終60ゴールド。

人件費高騰、設備投資費など様々な観点からの価格設定だろう。こんな辺鄙な地域でよく付けれた値段である。

テドン

124ゴールド。ドラクエ3内で最高値のうちの1つである。特筆するところは、なんと言ってもバラモス城のすぐ近くという所。ネクロゴンドの麓にある村がテドンだ。誰もこんな所に物資を届けたくない。そんな事での物価高騰、危険を顧みず宿屋を経営する主人による価格設定だろう。簡単に言うと、安い値段で客を泊めるとかやってらんねー、である。しょうがない。

ランシール

60ゴールド。ここは観光名所でもある地球のへそがある(現実世界のエアーズロック)多少高くてもまぁいいのではないだろうか。

サマンオサ

80ゴールド。国王の指示であろうか、そこまでいい国にはみえないがこの価格。

スー

80ゴールド。原住民が住むこの地域で宿を取らせてもらうと、なかなかの高額請求だ。原住民の生活に触れる事ができ、おもてなしを受け1晩を過ごすのだからこの価格が正しいと言うのだろうか。まあ高いと言わざるを得ない。

ラダトーム

4ゴールド。老舗である、また国王の指示の元の価格設定としか思えない。

ドムドーラ

100ゴールド。殊更、周囲は危険しかない。酪農などが盛んなのか、わりかし平和だ。周囲の危険度からこの値段なのか。

メルキド

100ゴールド。この価格については割と賛成である。街中の区画整理費用にも充てているのだろうし、闘技場もあり、広さもある。