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当時のドラクエROM容量を現代で考えてみる

記念するべき、ファミコンドラゴンクエスト1が発売されたのは、1986年5月27日である。8ビットパソコンが終わりを告げる頃らしい。

ドラゴンクエスト1の容量はたったの512キロバイトである。KBだ。

パソコン初心者の筆者でも少ないと直感する。ではそもそもデータとはどういう計算になっているのか、見ていきたいとおもう。

 

 


データの容量の単位において、前提となっているのは 二進法だそうだ。

例えば、パソコン上に写真や音楽があるとする。それは切り詰めていけば、すべて0と1というデジタルデータによって構成されていいる。

 


2進数は、1桁で 0と1が使われる。これは、学校で習ったからなんとなくわかる。

この最も小さい単位を 1bitと言うそうだ。

 


そして、その1bitを8つ並べたものを、1B(バイト)として、データの容量を表す最小の単位としているそうだ。

 


データの容量とは 0と1をどれだけ記憶できるか、1Bを基準として何倍記憶できるかを表しているということになります。

 


1B
1024B=1KB(キロバイト
1024KB=1MB(メガバイト
1024MB=1GB(ギガバイト
1024GB=1TB(テラバイト)
それぞれ1024倍にしていくと単位が変わっていきます。

 


現在では、1Bというのは小さすぎるのでほとんど使われることはありません。よく使われるのは、KB、MB、GB、TBなどです。

 

 

 

現代における使用容量の例

簡単な例を上げると以下のような感じです。

 


テキストファイル=1KB~100KB
写真=3MB~30MB
音楽=3MB~30MB
動画=10MB~5GB
写真、音楽、動画は、長さや画質などによって大きさは異なってきます。

書き込みができるCDやDVDはこのようになっています。

 


CD=700MB
DVD=4.7GB
DVD2層=9.4GB
ブルーレイ=25GB
ブルーレイ2層=50GB
CDでもなかなかの容量があることが分かります。

例えば、ワード・エクセルなど約10KBのデータなら、70000個ほど入る計算です。5MBの画像なら140枚ぐらいです。

 


USBやハードディスクなどの記録媒体ではこのようになります。容量は様々です。

デジカメカード=2GB~64GB
USBメモリ=4GB~128GB
SSD=120GB~1TB
ハードディスク=160GB~4TB
ハードディスクは、1TB~4TBなど多くのデータを書き込むことができるため、大容量記憶デバイスと表示されます。

 

 

 

つまり、ドラゴンクエスト1に至っては、現代の長めのテキストファイル5~6個と同等の容量である。そんな中に、様々なシステムとルール、フラグに、各仕様、グラフィック、そしてシナリオで多くの人を魅了したのがドラゴンクエスト1。たったテキストファイル5個でと考えるととてつもない話だ。これも堀井雄二鳥山明すぎやまこういちという天才が揃った奇跡、それを表した作品であったに違いない。

 


ドラクエ2:1024KB(1MB)

ドラクエ初のパーティ編成を導入。様々な仕様でボリュームアップ。アイテム、武器防具、魔法、モンスターの数、世界の広さどれをとってもドラクエ1を凌駕している。とは言っても、まだまだコンピューターの容量が追いついていない時代。やっと現代の簡素な画像がくらいではないだろうか。しかし、このドラクエ2 の大ヒットは社会現象の始まりに過ぎなかった。

 


ドラクエ3:2048KB(2MB)

更にボリュームアップする。パーティは4人編成になり職業システムの導入。更に2面構成、船以外にも空を移動する手段として不死鳥ラーミアの登場。とんでもないボリュームアップを遂げている。いろんなプラットフォームでもリメイクされており、筆者もつい先日スマホ版をプレイしていた。現代人用に仕様自体を調整されており、オートセーブも付いている、スキマ時間でもドラクエで遊んで欲しいという気持ちからの実装であろう、とてもユーザー視点で作られておりありがたい話でしかない。また過去のリメイクではすごろく場が登場するなど、追加要素については意欲的にチャレンジされていたのもドラクエ3であると考える。

 


ドラクエ4:4096KB(4MB)

場所システムにより、8人で冒険をする事ができる。なんとも大所帯である。そして特筆すべきは、AIシステムの導入だろう。正直、挙動がしんどいキャラクターもいたが当時は話題となった。それでも4MBだそうだ、進化とは恐ろしいものである。

 


当時は、本当に限られた容量の中で、試行錯誤をされながら制作された。ドラクエ1で、カタカナのクが使用できないなど、文字を削る事態にまで切り詰める必要があったのは有名な話。しかしシナリオや仕組みは現代でも色褪せること無く愛されているのがドラゴンクエスト。カセットに容量の限界はあっても、昔も今も冒険の心に変わりはないのだと思いました。

 

※こちらの動画・配信でプレイしております※

 


ドラクエ3 】ちからのたね99個一気食いしてみた! スピンオフ企画 スマホ

https://youtu.be/PB1rf_UPY2M

 


ドラクエ3 #01】勇者と遊び人3人でゾーマ討伐してみた スマホ

https://youtu.be/zK5sb2PAK4o

 


ドラクエ3 #02】勇者と遊び人3人でゾーマ討伐してみた スマホ版 カンダタ

https://youtu.be/alf4olT6WuI

 


ドラクエ3 #03】勇者と遊び人3人でゾーマ討伐してみた スマホ版 やまたのおろち戦 ボストロール

https://youtu.be/azzWNpajJKM

 


ドラクエ3 #04】勇者と遊び人3人でゾーマ討伐してみた スマホ版 バラモス戦

https://youtu.be/6ZRdxts-IgA

 


ドラクエ3 #05最終回】勇者と遊び人3人でゾーマ討伐してみた スマホ版 ゾーマ戦 エンディング

https://youtu.be/P5Rr7OX4SU8

 


ドラクエ2 #01 ファミコン版配信 ムズイと言うからやってみた

https://youtu.be/VnBeCja_WsA

 


ドラクエ2 #02ファミコン版配信 シリーズ中でムズイと言われるのでやってみた

https://youtu.be/He0C70S-urM

 


ドラクエ2 #03 ファミコン版配信 シリーズ中でムズイと言われるのでやってみた

https://youtu.be/baX1twWvfpc

 


ドラクエ2 最終回 ファミコン版配信 シリーズ中最もムズイと言われるのでやってみた ハーゴン〜シドー戦 エンディング

https://youtu.be/Gm2ut_OAUd8