ドラクエ2 デルコンダル国王の祖先は、大盗賊カンダタの子孫!?
皆さまご存知、ドラクエの中でも割と人気のある大盗賊カンダタですが、子孫はデルコンダル国王だったとされています。
今回はこの表題の件を掘り下げてみたいと思います。
・そもそもデルコンダル城とは
・大盗賊カンダタの所業
・デルコンダル城に纏わる歴史
・そもそもデルコンダル城とは
ドラクエ2にて、船を入手すると辿り着く事の出来る国で、物語中盤の核となる紋章収集では必ず訪れる事になる国。
ローレシア城から船で南下した孤島にあり、島全体が浅瀬と岩山に囲まれている。島の西側にのみ船を付ける事ができ上陸可能となる。
城下町は存在せず城内に各商店、及び街の機能が入っている。建国場所含め軍事国家だろうか。
宿屋と武器防具の店、占い屋が機能している。RPGにおける占い屋の位置付けはゲームにより様々だが、方角のみを指し示される。(スマホ版では紋章の在り処を教えてくれる様で機能している)また余談だかドラクエにおいては4・6では主要キャラ、特殊NPCとして登場する。
さて中に入る訳だが、城の真正面からではなく、裏口の様な場所から入城となる。ここも国の方針からか、正面からは許されない年の入れようである。
ドラクエ世界でポピュラーな商店施設の道具屋が見当たらない。これは、FC版の仕様である『たからばこの中身が復活する』事により、せいなるナイフを売却する事で多少の金策になってしまう事の様である。
リメイク版では、勿論その仕様は修正されたが追加施設は教会、預かり所のみとなる。
前述でもある通り、紋章収集で訪れるデルコンダル城だが、ここではデルコンダル国王の道楽に付き合わされる。
国王に話しかけると、
『もしも、わしを楽しませてくれたらほうびを取らせよう!どうしゃ?』
と、のっけからこの扱いである。
(ちなみに、国全体が戦闘好きの風土があり、王に仕える女性は『戦う男の人ってステキ』と言っている。またそれを危惧する兵士もおり、つい先日ある剣士がサーベルタイガーと戦い大怪我を負ったという)
ここではいを選択するや否や、コロシアム中央へ向かう事となり、キラータイガーとの戦闘となる。苦労する相手では無いが、なんとも言えない歓迎である。
戦いに勝利すると、褒美の品としてつきのもんしょうを受け取る。
・大盗賊カンダタの所業
皆さまご存知、大盗賊カンダタですが、彼の大盗賊っぷりをご紹介します。
彼の風貌は何と言ってもパンツ一丁に目出しマスク、右手に片手斧を持った、まさに蛮族とひと目見て分かる出で立ちとなっている。
FC版のグラフィックはあらくれを実装。
作品での登場を多く感じるが、本編のシナリオに関わるのは実はDQ3とDQ5のみ。
彼と戦い勝利すると、必ず降参をするか、逃走をする。
また名前の元ネタは芥川龍之介の有名な小説『蜘蛛の糸』の主人公・犍陀多では無いかと言われており、作中の小物臭や、自業自得とも言える内容はドラクエ3内で酷似している。
さてドラクエ3での立ち回りだが、ロマリア国から『きんのかんむり』を奪いカンダタこぶんと共にシャンパーニの塔に潜む。これをロマリア王の名から受け勇者一行は討伐するのが、ファーストインプレッションとなる。
塔内の彼らのアジトに辿り着くも、一度落とし穴に落とされてしまう。
ストーリー上、彼らは逃げずに2つ下の階に留まっており、近づくと「しつこいやつらめ!やっつけてやる!」と絶妙なセリフと共に、子分3体と共に戦闘となる。
倒すと「きんのかんむりを返すから許してくれよ!な!な!」と命乞いをするが、いいえを選ぶとドラクエ特有のセリフ無限ループ。
次なる勇者一行との接触は、バハラタの港町での事件で相見える。
盗賊兼、誘拐も稼業として始めた様で、くろこしょう屋の孫娘タニアを誘拐し、自分達の根城であるバハラタ東の洞窟に監禁。
また助けに来たその恋人グプタも捕らえる。
たまたまポルトガの王に頼まれ、くろこしょうを求めてバハラタに到着した勇者一行がタニア奪還を引き受けたものだから戦わざる得ない状況となる。
倒すと「やっぱり あんたにゃ かなわねえや……。」といつもの口調に戻り、再び勇者一行の懐の深さから逃してもらえる。
その後は地下世界ラダトームの牢屋にカンダタのみぶち込まれている。裏の世界でも悪さをしていたのだろうが、随分反省はしている模様で、盗賊からは足を洗ったと言う。
裏の世界でも悪さをしていたというのを裏付けるセリフがマイラの村でも確認できる。カンダタは、旅の商人にはがねのつるぎをおうじゃのけんだと偽り販売していた。この旅の商人の眼力にも問題はあるが、よくもまあ手広くやっているものだと、感心してしまう。
恐らくこの後に投獄された事を考えると、裏の世界では詐欺がメイン稼業だったのかもしれない。時代の変化なのか。
・デルコンダル城の歴史について
アリアハンの勇者が大魔王ゾーマを倒し、勇者ロトとなるが、その後カンダタの子孫はどの様に過ごしたのか。
なんでも、魔物に滅ぼされた街や村、国間での人間同士の戦争で身寄りがなくなった子供を保護したのが、デルコンダルの始まりとされている。
しかし集まるのは、ならず者や、俗に言うあらくれが大半となり、また海賊などとも繋がる周囲の国からすると、非常に野蛮な国と評判になった。そんなカンダタの子孫であるデルコンダル王なので、道楽好きや血の気が多い事は決して不思議では無い。
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